パート薬剤師

パート薬剤師のメリット・デメリット

パート薬剤師求人 ← パート薬剤師のメリット・デメリット

薬剤師は女性の割合の高い職種として知られていますが、それだけに妊娠や子育て、介護などのために正社員として働くことが難しいと悩む方も多くいらっしゃいます。

フルタイム勤務は難しいけれど、せっかく苦労して取得した資格を活かして薬剤師として働きたい!といった場合、多くの方がまず興味を抱くのがパートという勤務形態でしょう。

そこで今回は薬剤師のパート勤務のメリット・デメリットについて考えていきたいと思います。


パートタイム勤務のメリット

1.ライフスタイルに合わせて、勤務時間や勤務日を選ぶことができる

パートとは「Part Time Job(パート・タイム・ジョブ)」の略称で、労働時間に応じて給料が時給で支払われる非常勤雇用のことを指します。

この言葉が示す通り、パートタイム勤務はフルタイム勤務よりも時間に融通が利き、自分のライフスタイルや家庭の事情に合わせて勤務時間や日時を、ある程度選択できるというメリットがあります。


そのため、子育て中で幼稚園・保育園の送り迎えがある、夜間や土日の空き時間を活用して勤務したい、午前中or午後だけ勤務して残りの時間は家族のために使いたいなど、自分の都合や状況に合わせて勤務条件を選択することができます。

フルタイム勤務だと家庭と仕事の両立が難しいといった方、薬剤師以外の資格取得のための勉強をしたいといった方にとって、パート勤務は相性の良い働き方だと言えるでしょう。


2.高時給の求人が多い

パートというと、フルタイムと比較してお給料が安いというイメージがあります。しかし、薬剤師の場合はたとえパート勤務であっても、他の職種と比較して高い時給を期待できるというメリットがあります。

株式会社リクルートジョブズが2015年5月に行った「アルバイト・パート募集時平均時給調査」によると、三大都市圏(首都圏・東海・関西)の平均時給は966円とされています。三大都市圏でこの時給ということは、地方ではさらに数百円平均時給が下がることが推測されます。


しかし、薬剤師の場合は全国各地でパートの時給に大きな差が見られないという特徴があり、時給相場は最低でも1500円~2000円程度、高額求人案件の場合は4000円を超えるケースもあります。

高時給の職場であれば、1日3~4時間といった短時間勤務であっても効率的に稼ぐことが可能ですので、日頃から求人サイトや転職支援サイトなどを活用し、条件の良い求人案件の情報を集めておくと良いでしょう。


3.基本的に異動・転勤がない

パートタイム勤務は非正規雇用となるため、基本的に正社員のような異動や転勤などを命じられることはありません。そのため、地元・自宅周辺でしっかりと腰を落ち着けて働くことが可能です。

また、配偶者の転勤などにも臨機応変に対応できるというのもパートという働き方の特徴であり、利点であると言えるでしょう。

ただし、チェーン展開しているドラッグストアや大手薬局の場合は、勤務先の状況によって隣町の店舗などにヘルプ要因として派遣されるケースなどもあるため、求人へ応募する際には注意が必要です。


4.所定の条件を満たすことで社会保険に加入できる

パート勤務の場合「社会保険に加入できないのではないかと不安」と考える方も少なからずいらっしゃるようです。

しかし、パート勤務であっても所定の条件(労働時間や就業期間)を満たすことで、社会保険に加入することが可能です。むしろ、条件をクリアしている方に関しては、社会保険への加入が義務づけられていますので心配はご無用です。


特に平成28年10月からは、以下の条件を満たすパート勤務者の方は、健康保険・厚生年金の加入対象となりますので、一度チェックしておくことをおすすめします。

・週20時間以上働くこと ・給料が月8万8000円以上であること ・501人以上の企業に勤めていること ・1年以上働くことが見込まれること

社会保険に入ると手取りが減ってしまう……、という不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、社会保険に加入しておけば、育児休業給付金や傷病手当金、障害厚生年金などが受け取れるようになるため、得られるメリットはかなり大きなものとなります。


5.職場に問題があった場合辞めやすく、働き口が見つけやすい

薬剤師の職場は良くも悪くも女性社会である場合が多く、職場で働く同僚や上司の数も少ないため、人間関係などが一度崩れてしまうと職場の雰囲気が最悪になる、修復が非常に困難といった問題が起きやすい傾向にあります。

職場に問題が生じた場合や、勤務に支障が出るほど職場環境が悪かった場合、正社員であればストレスを溜め込みながらも、問題解決のために多大な労力を割かなければなりません。


しかし、パート勤務の場合、言葉は悪いですが正社員と比較して追うべき責任が少ないため、職場の環境改善に注力する前に「辞めて転職する」という選択肢を選びやすいというメリットがあります。

また、一般企業などに勤務する場合は「転職先を見つけるのが大変だから……」と我慢して働き続ける方も多いですが、薬剤師の場合はパートの勤務先の選択肢が比較的多く、新しい職場を見つけやすいという特徴もあります。

労働環境や人間関係に我慢し続けて体調を崩してしまう、心身のバランスを崩してしまうといった事態に陥る前に、転職という選択ができるという点は、パート勤務の大きなメリットだと言えるでしょう。


パートタイム勤務のデメリット

1.雇用面での安定が望めない

パート勤務は勤務日時に融通が利き、重い責任を負わなくて済むというメリットがある反面、その分正社員のような保証を得ることができません。

そのため、経営状況などを理由にいきなり解雇される場合などもあり、長期間安定して働き続けられる保証がないという不安があります。また、解雇までは行かずとも、勤務先の売上げが落ちた場合などに時給が下がるといった可能性もあるので要注意です。


薬剤師のパート勤務は時給が高いため副収入を得るための手段としては有効です。しかし、長期間勤務することを前提とするのであれば、安定性に欠けるということを重々心に留めておきましょう。

また、パート勤務は職歴としてみなされないケースが多々あるため、転職などの際に勤務実績を武器にできないといったデメリットもあります。


2.勤務先が限られている

薬剤師のパート勤務の求人を見てみると、ドラッグストアや調剤薬局が大半で病院勤務の案件はほとんどないことが分かります。

ドラッグストアや調剤薬局で勤務することを希望する方にとっては、何ら問題はありませんが、病院勤務を希望する場合は、求人を探すこと自体困難であるということを是非覚えておきましょう。


3.責任のある仕事・ポジションを任せてもらえない

パート勤務はその性質上、重要な仕事や責任のあるポジションを任せてもらうことはできません。

在庫管理や新人教育、シフト管理などは社員・正社員がメインで行い、パートは単純作業が主な仕事というケースが多いということを覚悟しておきましょう。

そのため、薬剤師として責任のある仕事をこなしたい、将来のために経験やスキルを積みたいといった方の場合、やりがいか感じられない、モチベーションが保てないといった問題が生じる可能性が高いので注意が必要です。


4.福利厚生が薄いorまったくない

当然のことではありますが、パート勤務の場合は基本的に福利厚生サービスの利用ができない、できても利用範囲に制限があるケースがほとんどです。また、長期間勤務した場合も退職金などが支払われることはありません。

ボーナス・賞与に関しては、職場によっては支給されることもありますが、金額的には数千円から数万円程度の寸志である場合が多く、過度な期待は禁物です。 収入に関しては基本的に「時給」のみだと考えておくと良いでしょう。


5.人間関係で悩みが生じやすい

あってはならないことではありますが、正社員の薬剤師の中には、同じ国家資格を持つ薬剤師であるにも関わらず、パート勤務者を軽く見る、一段低いポジションの者として扱うといったタイプの方がいらっしゃいます。

また、薬剤師の場合は正社員よりもパート勤務者の方が時間当たりのお給料を多くもらっているケースもあり、そのことに対して嫉妬したりやっかみを感じたりする方も少なからず存在します。

そういった方々がパート勤務者に対して無理難題を押しつける、キツくあたるというケースが多々あり、人間関係がギクシャクしやすい傾向にあるので要注意です。


パート薬剤師の求人を探すには?

パート勤務には、前述のようなメリット・デメリットが存在します。これらを踏まえた上で、自分自身が具体的にどのメリットを得たいと思い、どのデメリットであれば受け入れられるのか、しっかりとイメージすることが大切になります。

例えば「1日4時間しか勤務できないけれど、時給は2000円以下でも構わない」「家族のために土日祝日は必ず休みにしたいけれど、平日であれば多少の残業はいとわない」など、自分が譲りたくない部分と譲れる部分を明確にして置くことが重要です。


そうすることで、数多くある薬剤師求人の中で選ぶべき案件が絞りやすくなり、効率的に転職活動を進めることができるはずです。また、具体的な働き方をしっかりとイメージできていれば、転職サイトなどで利用できるキャリアアドバイザーやコンサルタントに助言を求めやすいというメリットもあります。

最近は、薬剤師に特化した求人サイトや転職支援サイトもサービスも充実しているので、それらを活用してより良い就職活動を行って見て下さい。


まとめ

  • パート勤務にはメリット・デメリットが存在する
  • パート勤務のメリットとデメリットをしっかりと確認し、自分が具体的にどう働きたいのか明確にイメージすることが大切
  • パート求人の情報収集には、薬剤師専門の転職サイトや求人サイトが有効

 薬剤師パートに強い求人サイトは?

このページの先頭へ