パート薬剤師

パート薬剤師の場合、保険ってどうなるの?

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正社員として働く場合は社会保険に関して悩むことはありませんが、パート勤務の場合、保険がどのようになるのか気になりますよね。

一般的に、パートとして働く既婚の方の多くが、税金や社会保険料を考慮した損益分岐点として「103万円壁」「130万円の壁」を心配されます。しかし、薬剤師の場合は時給が高額に設定されているため、これらの壁よりも「どのような保険に加入すべきなのか」という点に疑問を持つ方が多いのではないでしょうか?

そこで今回は、パート薬剤師が加入できる各種保険についてご紹介したいと思います。


パート薬剤師でも社会保険に入れる?

結論から言うと、条件を満たしさえすればパートの方でも問題なく社会保険に加入することができます。パート勤務で加入できる健康保険にはケースごとに以下のようなものがあります。


1.配偶者の扶養範囲内で働く

年収が103万円以下の場合は、所得税(配偶者控除)に併せて社会保険の扶養になり、年収が103万円~130万円未満の場合は、所得税の扶養になれないが、社会保険の扶養となります。

この場合は、配偶者が会社で社会保険に加入して入れば、その扶養となることができます。この場合、パート勤務であっても特別支払い義務などが発生することはないので、社会保険について煩雑な手続きなどはありません。


但し、薬剤師の場合は時給が高額に設定されていることがほとんどのため、103万円、130万円の範囲内で働くためには、かなり勤務時間を少なく抑える必要があります。

最近は、短時間勤務のパート薬剤師を求める薬局や病院、企業などはかなり少ないため、扶養範囲内で働くことは意外に困難です。そのため、この選択肢を選ぶことは難しいということを覚えておきましょう。


2.勤務先の社会保険に加入する

配偶者の扶養から外れる場合は、健康保険への加入義務が生じます。この際、パートであっても勤務先の社会保険に加入できるケースがあるので、事前に確認しておきましょう。

勤務先の社会保険に加入するためには、以下の条件を満たしている必要があるので、しっかりとチェックしてみて下さいね。

・健康保険・厚生年金→労働時間・日数共に正社員の概ね3/4以上勤務
・雇用保険→週20時間以上、31日以上雇用見込みがある
・労災保険→すべての労働者
・介護保険→40歳以上である


3.国民年金・国民健康保険に加入する

勤務先で社会保険の加入条件を満たせない場合は、国保と国民年金に加入する必要があります。国民年金の保険料は定額15590円(2013年度)となっていますが、国民健康保険は前年度の所得によって変動しますので注意が必要です。

配偶者の扶養から外れて自分自身で加入する場合は、配偶者の会社側で年金と保険を外してもらい、市役所で国民年金と国民健康保険の加入手続きをとる必要があります。


4.薬剤師国保に加入する

薬剤師国保(薬剤師国民健康保険組合)は、薬剤師会が運営する健康保険です。その名の通り、薬剤師が加入できる国民健康保険組合なのですが、実は個人で加入することができず、加入条件として勤務先の薬局が薬剤師国保に加入している必要があります。

また、薬剤師国保に加入できる薬局には「従業員5名未満」という制限があり、どんな職場であっても入ることができるというものではないという点に注意が必要です。


薬剤師国保と社会保険、どっちに入るべき?

薬剤師国保と社会保険、どちらに加入すべきかを判断するには、それぞれのメリットとデメリットを知ることが必要となります。

・薬剤師国保
メリット:扶養制度がある
デメリット:事業主との保険料の折半がなく、保険料が全額負担となる

・一般の健康保険
メリット:保険料が会社と従業員の折半となる
デメリット:加入に条件があり、誰でも入ることができるものではない


また、勤務先が薬局の場合は

・従業員が5名未満で薬剤師国保組合に加入している→薬剤師国保への加入
・従業員が5名以上→健康保険および厚生年金への加入が義務づけられている


といったように、個人で薬剤師国保と社会保険を選択できるようにはなっていない、という点を覚えておきましょう。

パート薬剤師の保険には様々なものがあり、受けられる保障や保険料の計算方法も異なります。保険に関して疑問や不安がある方は、FPなどの専門家や、転職サイトなどで利用できるコンサルタントに相談されることをおすすめします。


社会保険完備のパート求人をチェック!

社会保険完備の職場を探すコツとは

手取りのお給料をできるだけ多くしたいと考える方は、やはり社会保険への加入を希望されるのではないでしょうか?

パート薬剤師の場合は、給与の面でも勤務時間・日数の面でも社会保険の加入条件をクリアするのは難しくないため、社会保険を完備した職場への転職を成功させるためには、求人情報を集める際、いかに効率よく条件に該当する案件を収集できるかが鍵となってきます。


求人サイトや転職支援サイトでは、求人を各種キーワードをで検索することができますので、社会保険を重視する場合には「各種保険完備」のキーワードで探してみて下さい。

また、検索して自分で求人を探すのも良いですが、薬剤師専門の求人サイトや転職支援サイトで利用できる、キャリアコンサルタントやアドバイザーに相談するのもオススメです。


コンサルタントやアドバイザーは薬剤師の保険関連のノウハウも蓄積しているため、各保険の違いを説明してくれたり、希望する応募先でどのような保険に加入できるかなどを、わかりやすく説明してくれる場合があります。

加えて「社会保険に加入したい」という希望を伝えておけば、他の条件などと併せて、その人に合った求人情報を選別して紹介してくれたりもしますので、積極的に活用してみて下さい。


大抵の場合、これらのサービスの利用は無料ですので、はじめは気軽に相談してみるのも良いでしょう。


面接の際、社会保険加入の希望を伝えておくことが大切

パート薬剤師が社会保険の加入を希望する際、意外に重要となってくるのが「先方へ社会保険加入希望の意思を明確に伝えておく」ということです。

社会保険の加入には、勤務時間や勤務日数、雇用見込みや年齢などの条件をクリアする必要があります。しかし、応募者側が社会保険の加入意思を明確にしていなければ、求人側が採用に当たって加入条件を加味することができません。


結果、社会保険への加入を希望していたのに、入社後に加入条件をクリアすることができないことが分かった、などといったミスマッチが起きる危険性があります。

社会保険完備の求人へ応募する際には、履歴書の本人希望欄へ加入を希望する旨を記載し、面接でも意思をしっかりと先方へ伝えておくよう心がけましょう。


パート薬剤師の場合、保険ってどうなるの?のまとめ

  • パート薬剤師でも条件を満たすことで社会保険へ加入できる
  • パート薬剤師が加入できる保険には「社会保険(健康保険)」「国民健康保険」「薬剤師国保」などがある
  • 薬剤師国保と社会保険には、それぞれメリット・デメリットがある
  • 社会保険完備の職場を探す場合、転職支援サイトの検索機能だけでなく、コンサルタントやアドバイザーを活用するのがオススメ
  • 社保完備の薬局などの面接を受ける際は、社会保険加入を希望していることを明言しておくことが大切。履歴書の本人希望欄に希望を明記しておくとなお良し


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